工場でプラスチック製品の製造効率を上げるなら離型剤が大活躍!

金属製のバケツ

フッ素コート離型剤が樹脂成形に最適な理由とは?

あぶく

ゴムやプラスチック、ビニルなど金型から綺麗に剥がすために離型剤を塗布します。離型剤はスプレータイプや希釈して利用するもの、ワックス系やフッ素コート系と様々です。特にフッ素コート離型剤はゴムやプラスチック、ビニルにおいて高い離型性を有しています。
ワックス系の離型剤の場合、樹脂と金型の間に油層を設けることで、樹脂と金属が直接触れないようにしています。しかし、少なからず隙間が生じるため、寸法の差が生じてしまうほか、均一に塗布できないことや直ぐに剥がれてしまうといったデメリットがあります。一方、フッ素コート離型剤は、金属表面にフッ素コート層を形成し、金属と化学的に結びついています。また、フッ素コートは樹脂と非相溶の性質を有し、樹脂が貼り付くことを防いでいます。また、フッ素コートの場合、ミクロン単位の隙間に離型剤が入り込むほか、均一な被膜形成がされ凹凸により樹脂が残るといったことが少ないのも特徴です。さらにフッ素コート層はミクロン単位の厚さで形成されているため、寸法変化も少なく、安定したものづくりを行うことができます。
フッ素コート離型剤は、綺麗に剥がせるだけでなく、製品品質にも大きな恩恵を与えてくれるため、ワックス系の離型剤を使用しているという場合は切り替えを検討してみましょう。